粗大ゴミか燃えるゴミ・燃えないゴミに出せる
引っ越しなどで、これまで使っていたラグやカーペットを捨てたいという場合の処分方法は、住んでいる地方自治体によって異なります。
一般的に、一辺が30cm以上のものは粗大ごみとして出す自治体が多くなっています。
粗大ゴミを出せる日は住んでいる地域によって異なりますので、前もって調べておき、予約をしておくことが大切です。
粗大ごみとして出せばいいのか、それとも普通ゴミとして出せるのか判断がつかない場合には、自治体に問い合わせてみることをおすすめします。
サイズが小さなカーペットやラグに関しては、粗大ゴミではなく普通の燃えるゴミまたは燃えないゴミとして出すことができます。
燃えるゴミとして出せるのはコットンやシルク、麻、竹などの天然素材で作られたカーペットです。
これに対して、レーヨンやアクリル、ポリエステル、ポリプロピレンなどといった化学繊維で作られているカーペットは燃えないゴミとして出すことができます。
大きなカーペットでも、ハサミで小さくカットすれば普通ゴミとして出すことも可能です。
カーペットをカットする際には、必ず軍手をして手を保護するようにしましょう。
カーペット以外にも捨てたい大きなゴミがあるのであれば、不用品回収業者に頼んで持って行ってもらうのも一つの方法です。
また、市の処理施設に直接自分で持ち込むこともできます。
ただし、荷卸しや運搬なども全て自分でやらなければならないので、相当な重労働になることは覚悟しなければなりません。
買い取って貰う方法
ラグやカーペットが比較的新しく傷んでない場合には、リサイクルショップに買い取ってもらう方法もあります。
粗大ごみを出すためにはお金を払わなければなりませんが、買取であれば逆にお金がもらえるので、新しいカーペットを買うための資金に回すことができます。
買取を依頼するためにはまず査定をしてもらいますが、店頭で査定をしてもらうためにはカーペットを運んで行かなければならないので、大きいカーペットには不向きです。
宅配便を使って無料の査定をしてくれるリサイクルショップもありますので、こちらを利用すればカーペットを店頭まで運んで行く手間が省けて便利です。
また、ニトリやIKEAなどといったショップでは新しいカーペットを買う際に古いカーペットを引き取ってくれるサービスを行っています。
これならカーペットを捨てる手間も省くことができ、非常に便利です。
不用品回収業者でカーペットなどの買取を行っているところもありますが、あまり高い値では売れないことは覚悟しておいた方がいいでしょう。
また、悪徳業者も稀にありますので、口コミなどをよく参考にして良心的な業者を探すようにしなければなりません。