「セット売り」と「バラ売り」の価格差
子供から大人まで世界中で愛されるレゴブロックは、プラスチック製で耐久性が高く、中古市場でも非常に需要が高いアイテムです。
しかし、売り方一つで査定額に雲泥の差が出ます。
最も重要な分岐点は、特定のシリーズとしてそろっているセット売りか、パーツが混ざり合ったバラ売り(まとめ売り)かという点です。
結論から言えば、手間をかけてでもパーツをそろえてセットとして売るほうが圧倒的に高く売れます。
箱や説明書通りにパーツが全てそろっている完品であれば、コレクターズアイテムとして扱われるため、定価の数割、あるいはプレミア価格での買取が期待できます。
一方で、複数のシリーズが混ざってしまい、元の形がわからない状態のレゴは「バラレゴ」と呼ばれ、基本的に重さ(キロ単位)での買取となります。
相場は1キロあたり数百円から千円程度となることが一般的で、セット売りに比べると単価は大きく下がります。
もし説明書が残っていて、ある程度パーツを探し出せるのであれば、できる限りセットの状態に復元してから査定に出すのが高価買取の鉄則です。
査定額を左右する人気シリーズとミニフィグ
レゴの中には、特に高値がつきやすい人気シリーズが存在します。
代表的なのが「スター・ウォーズ」や「ハリー・ポッター」などの映画ライセンス物、そして精巧なギミックが特徴の大人向けシリーズ「レゴテクニック」や「クリエイターエキスパート」です。
これらは大人のコレクターが多く、廃盤になったモデルには定価以上の価格がつくことも珍しくありません。
また、忘れてはならないのがミニフィグの存在です。
バラ売りの場合でも、ミニフィグだけは別格の扱いを受けます。
希少なキャラクターであれば、人形1体だけで数千円の価値がつくケースもあります。
もし大量のパーツの中にミニフィグが紛れているなら、それらだけを救出して個別に査定してもらうか、まとめてミニフィグセットとして売ることをおすすめします。
ブロックの山の中に埋もれさせておくと、単なる重量の一部としてカウントされてしまい、大きな損をしてしまう可能性があるからです。
箱・説明書の重要性と事前準備
セット売りを目指す場合、箱と説明書の有無は査定額に大きく響きます。
特に高額な大型セットやコレクター向けのモデルでは、箱も商品の一部とみなされます。
箱が綺麗に残っているだけで、査定額が2割〜3割アップすることも珍しくありません。
説明書に関しては、現在では公式サイトでデジタル版が閲覧できるため、箱ほどの重要度はありませんが、やはり紙の原本があった方が「完品」としてプラス査定になります。
査定に出す前の手入れも重要です。
レゴは静電気で埃を寄せ付けやすく、手垢汚れも目立ちます。
中性洗剤を薄めたぬるま湯で軽く洗い、しっかりと乾燥させるだけで見違えるほど綺麗になります。
ただし、熱湯を使うと変形する恐れがあるため注意してください。
また、直射日光による黄ばみは大きなマイナスポイントです。
一度変色してしまったものは元に戻せないため、保管時は日の当たらない場所に置くことが、将来的な資産価値を守ることに繋がります。
バラ売りの場合でも、レゴ以外の異物が混入していないかを確認し、色ごとに大まかに分けておくだけで、査定員の印象が良くなり、査定額アップに繋がる可能性があります。

