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走る馬

エルメスのスカーフ(カレ)を高く売るコツと買取相場

エルメスの「カレ」の特徴

身につる芸術品」と称されるエルメスのスカーフ、通称「カレ(Carré)」。
フランス語で正方形を意味するその名の通り、90cm四方のシルク地に描かれた美しい物語は、時代を超えて世界中の女性を魅了し続けています。

新品の定価が年々上昇していることもあり、中古市場における需要も非常に高く安定しています。
一般的な買取相場の目安としては、状態が良好な中古品で1万円〜3万円前後、未使用品や新作、特に人気の高いデザインであれば3万円〜5万円以上の値がつくことも珍しくありません。

ただし、スカーフはバッグなどの革製品に比べてトレンドの移り変わりが早く、発売から時間が経つほど相場が下がる傾向にあります。
一方で、数十年前に発売されたヴィンテージ品の中には、希少価値によってプレミア価格が付くモデルも存在します。

自宅に眠っている一枚が、思わぬ高値になる可能性を秘めているのがカレの魅力です。

高額査定が期待できるデザインと条件

数千種類以上あるデザインの中で、どのようなものが高く売れるのでしょうか。
査定額を左右する大きなポイントは「柄」と「色」、そして「付属品」です。

人気のモチーフとカラー傾向

エルメスの象徴である馬具や馬をモチーフにしたクラシックなデザインは、流行に左右されず常に高い人気を誇ります。
「ブリッド・ドゥ・ガラ」などの定番柄は、安定した価格で取引されます。

また、近年では動物や植物をモダンに描いたものや、有名アーティストとのコラボレーションモデルも若年層からの支持が厚く、高額査定の対象となりやすいです。

色に関しては、顔周りを明るく見せるピンクやベージュ、ライトブルーといったパステルカラーや、エルメスカラーであるオレンジなどが好まれる傾向にあります。
逆に、全体的に暗い色味や、コーディネートが難しい奇抜な配色のものは、若干相場が落ち着くことがあります。

箱よりも重要な「タグ」の有無

買取において最も注意すべきなのが、スカーフの端に縫い付けられている品質表示タグの有無です。
このタグには素材や産地が記載されており、真贋を見極めるための重要な判断材料となります。

使用時に邪魔だからとタグを切ってしまっている場合、買取店によっては規格外として買取を断られるか、査定額が大幅に減額される可能性があります。

箱やリボンといった付属品もプラス査定の要素にはなりますが、それ以上にこの「タグが付いていること」が高価買取の絶対条件と言っても過言ではありません。

エルメスの「カレ」を高く売るコツ

少しでも高く売りたいからといって、査定直前にクリーニングに出すのは考えものです。
一般的なクリーニング代は千円〜数千円かかりますが、それによって査定額がクリーニング代以上にアップすることは稀だからです。

日常的な保管によるたたみシワ程度であれば、そのまま持ち込んでも査定に大きく響くことはありません。
ただし、香水やタバコ、防虫剤のニオイには注意が必要です。

シルクはニオイを吸着しやすいため、査定に出す数日前から風通しの良い日陰に干して、ニオイを飛ばしておくだけでも印象が良くなります。

また、カレの特徴である手縫いの縁かがり「ルロタージュ」が潰れていないか、糸つれがないかもチェックポイントです。

無理にアイロンをかけて生地を傷めてしまうリスクを避けるため、過度な手入れはせず、ありのままの状態で、埃を払う程度にして持ち込むのが賢明です。
売却先を選ぶ際は、ブランドの価値を正しく理解している専門店を選びましょう。