買取に関係する毛皮についての知識を知っておく
現在ファッションで使われる毛皮に関しては地球保護や動物愛護の観点から、中古の毛皮を好んで購入する動きが出ています。
それによって毛皮の中古業界も活性している傾向にあります。
毛皮といっても毛皮に使われている動物の種類は多く、買取にはサイズも大きく影響します。
コートでもロングからショートがあり、他にもベストやマフラーなどの小物類まで商品の形も様々です、
基本的には同じ種類、同じ品質のものであればサイズの大きな物のほうが価値は高くなるのは分かりやすいですね。
毛皮には売買できない種類がある
毛皮の中には売買することができない物があることは知らない方も多いのではないでしょうか。
それにはワシントン条約が関係しています。
絶滅の危機に瀕している動植物の保護を目的とした条約で、こちらのリストに載っている動物の毛皮は売買が禁止されています。
例としてはトラやチーター、ヒョウ、カンガルーなどが挙げられます。
たとえ何十年と前に購入した物でも購入以後にその動物がリストに載った可能性があるので、リストアップされている動物の毛皮については買取に出さないようにしましょう。
種類が分からない場合は、専門の買い取り業者に依頼すれば種類が分かるだけでなく、条約に関しても教えてくれます。
買い取り相場はどれくらいなのか
現在市場に流通してる毛皮はミンク、フォックス、チンチラ、セーブルが多く、チンチラやセーブルは珍しいので高額で取引される傾向にあります。
ラビットは流通量も多いことから、それほど高値にはならないでしょう。
また有名やブランドのものは別枠として評価されることもあり、さらに高値になる事もあります。
しかし毛皮は生き物から作られた天然の物なので、保管状態が品質を大きく左右する物でもあるので相場も決める事は難しいといえます。
種類が希少で保管がしっかりしている物であれば高値になる可能性があります。
毛皮を高く売るためには
毛皮は種類が大事な査定ポイントとなっており、希少な種類であるだけで高値になりやすいです。
ただ種類が希少でも保管がきちんとしていなければかなり価格は下がってしまうでしょう。
毛皮の手入れはブラッシングや毛並みを整えるなど手間がかかり、怠ってしまうと虫食いなどの被害に遭ってしまいます。
直射日光も日焼けの原因となるので、保管場所も非常に重要です。
特に毛皮は湿気が大敵と言われていて、直ぐにカビが生えてしまうので丁寧に手入れして価値を下げないように手入れする事がポイントです。
また保証書が付いている場合は忘れずに付けておきましょう。
プロが査定したとしても、保証書があればさらに評価が上がりますね。