バイクを処分するときにするべきこと
 バイクはもちろん生活ゴミとして処分することはできません。
 しかも正しい手続きが必要になります。
 どんな処分方法であれ、廃車であればバイク本体の処分をすることと書類で廃車手続きをしてナンバープレートを返却する必要があります。
 買い取りをする場合であれば廃止手続きは全て一度に済ます事ができるでしょう。
実はたくさんあるバイクの処分方法
 バイクには意外にも処分の選択肢が多くあります。
 まずは対象の車両であれば指定取引場所に持ち込むことで無料で引き取ってもらえます。
 指定取引場所まで運ぶ事ができない場合は、廃棄二輪車取扱店に依頼しましょう。
 手続きの費用として数千円から1万円ほどの手数料はかかるものの、安心して任せることができます。
 どちらもリサイクルを目的としており、対象車両がありますので調べてから依頼します。
 バイク処分専門業者では処分を無料で引き受けてくれる可能性が高く、廃車手続きも代行してくれる所が多いです。
 しかし業者によって対応が違っていたり、無料のはずが有料になってしまったりとトラブルが起こることもあるので、業者は慎重に選ばなくてはなりません。
 不用品買取業者は動かないバイクでも引き取りに来てくれます。またバイク専門ではないので他の不用品と一緒に処分できるのもメリットですね。
 そして価値があるものや、まだ乗れる状態のものは売却も選択の1つです。
 バイク専門の買取業者であれば廃車手続きも代行してくれますし、プロに全てを任せられるので安心でしょう。
バイクの種類によって廃車の手続きが違う
 廃車手続きは廃車するバイクの種類によって手続きをおこなう場所が違うので確認しておきましょう。
 125cc以下のいわゆる原付バイクと呼ばれるものは各自治体で手続きが可能です。
 永久抹消登録と一時抹消登録が選べ、完全に手放す場合は永久抹消登録を選びます。
 手続きには費用はかかりません。
 126ccから250cc以下の軽二輪自動車と251cc以上の小型二輪自動車の場合はナンバーの管轄の陸運局でおこないます。
 それぞれ用意する書類があるので不備の無いように準備をしましょう。
 また管轄外の陸運局でおこなう場合は、加えて住民票も必要になります。
ヘルメットなどの処分の仕方
 バイクに関連して、ヘルメットなどの小物やバッテリーの処分も紹介します。
 ヘルメットは不燃ゴミか粗大ゴミで出せるところがほとんどです。
 一方でバッテリーは粗大ゴミの対象外となりますので、別の処理を考えなくてはなりません。
 例外として50cc以下のバイクを粗大ゴミとして処理できる自治体もあります。
 事前に依頼したり、処理費用分の券を購入するなど少しの手間はかかりますが、1000円ほどで処理できるので利用してみるのもいいかもしれませんね。
